この連休は熊本の学会へ行ってきました^^
写真は博多から乗った特急リレーつばめ。
車両間のドアにつばめのマークがあったので、記念に1枚撮りました。
今回参加したのはインプラント学会。
私のいる科はインプラントを専門の1つとしていて、私の研究テーマもインプラントに関するものなので、この学会には毎年参加しています。
朝から夕方まで、研究発表を聞いたり、有名な先生の講演を聞いたり、とても勉強になりました。
今回は英語の講演が多く、聞き取りが大変でした~^^;
インプラント学会では専門医制度があります。
これは決まった基準を満たした歯科医師が認定試験を受け、
合格すると
インプラント専門医という認定を受けられるもの。
国で定めた資格ではなく、学会独自のものです。
私もこの専門医の認定を受けたいなあと思い、がんばっているところです。
最近では様々な学会が専門医制度を作っていて、HPに「~学会専門医」と書いている先生も多く、病院を選ぶ指標の1つになっているようです。
でも専門医だからといって、患者さんにとって良い先生とは限らないのが難しいところ。
患者さんにとって良い歯医者とは??
優しく、説明が上手で、安心させてくれる。
患者さんの気持ちに敏感じゃなければいけないだろうし、気配りも大事。
そしてもちろん、知識と技術は一番大切です。
今のところ専門医試験に実技はなく、技術を問うものではありません。
経験と知識を問うもの。
そしてこれは私の考えなんですが、勉強する意欲を問うんじゃないかと。
医療に携わる限り、ずっと勉強し続けなければなりません。
勉強する意欲がある人なら、たくさん勉強して知識も技術も自然と増えていくはずです。
しかし、残念ながら勉強をやめてしまう人がいるのも事実。
ずっと勉強し続けられること、これは良い歯医者になるために大切な資質だとつくづく思います。
この学会に参加して、いつも何かに興味を持って勉強し続けなくちゃと気をひきしめました。
明日はさっそくインプラントの手術です。
勉強の成果をいかして頑張ります!